【Git】Upstreamコマンド
2023-09-03
2024-08-13
Gitの「upstream」は、指定したブランチのデフォルトのリモートブランチを指します。upstreamを設定することで、ブランチとそれに対応するリモートブランチの変更を同期し、比較するのが簡単になります。
Upstreamの設定
このコマンドは、元のリポジトリを「upstream」という新しいリモートとして設定します。
git remote add upstream <元のリポジトリのURL>
ブランチのUpstreamの設定
git branch --set-upstream-to=<リモート>/<ブランチ> <ローカルブランチ>
例えば、feature ブランチに対して origin リモートの main ブランチをUpstreamとして設定する場合
git branch --set-upstream-to=origin/main feature
Upstreamの確認
すべてのローカルブランチとそれぞれのUpstreamを表示する
git branch -vv
Upstreamにプッシュ
現在のブランチの変更をUpstreamにプッシュする
git push
Upstreamからプル
Upstreamから現在のブランチに変更をプルする
git pull
Upstreamを設定することで、git push や git pull を実行するたびにリモート名とブランチ名を指定する必要がなくなります。これにより、作業効率が向上します。