【HALCON】connect_grid_points 関数について - グリッドポイントを接続する
2024-08-31
2024-08-31
HALCON
のconnect_grid_points
関数は、画像内のグリッドポイントを接続し、その接続線を生成するために使用されます。この関数は、エッジ検出器やスムージングフィルタ、ライン検出器を組み合わせて、接続線を正確に検出します。検出された線は、指定されたグリッドポイントの行と列の座標に基づいて生成されます。
基本的な使用例
以下に、connect_grid_points
関数の使用例を示します。
* グリッドポイントを接続する
connect_grid_points(Image, &ConnectingLines, Row, Column, Sigma, MaxDist)
Image
には入力画像を指定し、Row
とColumn
にはグリッドポイントの座標を指定します。Sigma
は適用されるガウスフィルタのサイズを指定し、MaxDist
はグリッドポイントから接続線までの最大距離を設定します。
connect_grid_points関数の引数
Image
接続線を抽出する入力画像ConnectingLines
抽出された接続線が格納されるオブジェクトRow
グリッドポイントの行座標Column
グリッドポイントの列座標Sigma
適用されるガウスフィルタのサイズMaxDist
グリッドポイントから接続線までの最大距離
応用例
この関数は、画像の校正や補正に使用されることが多く、グリッドパターンの正確な解析に役立ちます。たとえば、カメラキャリブレーション時に、正確なグリッドポイント間の接続を行い、補正マップを生成する際に利用されます。
まとめ
HALCON
のconnect_grid_points
関数は、画像内のグリッドポイントを接続し、接続線を生成するための強力なツールです。この関数を使用することで、正確な画像解析や補正が可能になります。