【HALCON】draw_point_mod 関数について - 修正可能なポイント取得

【HALCON】draw_point_mod 関数について - 修正可能なポイント取得

2024-09-02

2024-09-02

HALCONdraw_point_mod関数は、ユーザーがウィンドウ内で指定したポイントをインタラクティブに修正しながら、その座標を取得するための便利なツールです。これは、柔軟な基準点設定が求められる画像処理アプリケーションにおいて非常に有効です。

引数の詳細

draw_point_mod関数には、以下の3つの引数があります:

  • WindowHandle
    ユーザーがポイントを描画するウィンドウのハンドルを指定します。この引数は、描画対象のウィンドウを示します。
  • Row
    取得されたポイントの行座標(Y座標)を格納するための出力変数です。
  • Column
    取得されたポイントの列座標(X座標)を格納するための出力変数です。

使用例

以下に、draw_point_mod関数を使ってポイントを修正しながら取得するコード例を示します。

// ウィンドウ内でポイントを修正しながら取得する
draw_point_mod(WindowHandle, &Row, &Column);

このコードでは、ユーザーが指定したポイントを修正し、その座標がそれぞれRowColumn変数に格納されます。操作は、最初に左クリックでポイントを指定し、その後、ドラッグ操作で位置を修正できます。最後に右クリックまたはエスケープキーで操作を終了します。

実際の応用

例えば、画像上の特定の基準点を手動で指定し、その位置を微調整する必要がある場合、draw_point_mod関数は非常に便利です。精密な画像解析や測定が求められる場面で、ユーザーの操作により座標を微調整できるため、精度の高い作業が可能となります。

まとめ

HALCONdraw_point_mod関数を使って、ユーザーがインタラクティブにポイントを指定・修正し、柔軟かつ精密な座標取得を実現しましょう。

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