【HALCON】draw_xld_mod 関数について - 修正可能なXLDオブジェクト描画

HALCONのdraw_xld_mod関数は、ユーザーがウィンドウ内でインタラクティブにXLD（eXtended Line Description）オブジェクトを描画し、その後に形状を修正しながらデータを取得するためのツールです。この関数を使うことで、ユーザーは画像内の任意の形状を精密に指定し、さらにその形状を必要に応じて修正することができます。

引数の詳細

draw_xld_mod関数には以下の2つの引数があります：

• WindowHandle
  XLDオブジェクトを描画および修正する対象ウィンドウを指定します。
• XLD
  修正されたXLDオブジェクトを格納するための変数です。

使用例

以下に、draw_xld_mod関数を使用してXLDオブジェクトを描画し、その形状を修正するコード例を示します。

// XLDオブジェクトを修正しながら描画し、形状データを取得する
draw_xld_mod(WindowHandle, &XLD);

このコードでは、ユーザーが指定したXLDオブジェクトの形状がXLD変数に格納されます。インタラクティブに形状を描画した後、ユーザーはその形状を修正することができます。

実際の応用

draw_xld_mod関数は、特に複雑な形状を正確に指定する必要がある場合に便利です。XLDオブジェクトの形状を微調整しながら設定できるため、精密な画像解析や処理に最適です。

まとめ

HALCONのdraw_xld_mod関数を使用して、インタラクティブにXLDオブジェクトを描画・修正し、効率的に形状データを取得しましょう。