【HALCON】get_font_extents 関数について - フォントの拡張情報取得

【HALCON】get_font_extents 関数について - フォントの拡張情報取得

2024-09-04

2024-09-04

HALCONget_font_extents関数は、現在設定されているフォントの拡張情報を取得するために使用されます。特に、テキスト表示時のフォントの高さや幅、ベースラインに関する情報を取得し、テキストの表示に関わるレイアウトやデザインの調整に役立てることができます。

get_font_extents 関数の概要

get_font_extents関数は、指定されたウィンドウで使用されているフォントの高さ、幅、ベースラインの位置などの情報を取得します。この情報をもとに、UIデザインやテキストの配置を最適化することが可能です。

使用方法

基本的な使用方法は以下の通りです。

get_font_extents(WindowHandle, Ascent, Descent, Width)
  • WindowHandle
    フォント情報を取得したいウィンドウのハンドル。
  • Ascent
    フォントの高さ(ベースラインから上までの距離)。
  • Descent
    フォントの下部(ベースラインから下までの距離)。
  • Width
    フォントの平均幅。

具体例

以下に、get_font_extents関数を使用してフォントの拡張情報を取得する例を示します。

* ウィンドウの作成
open_window(0, 0, 512, 512, 'black', WindowHandle)

* 現在のフォントの拡張情報を取得
get_font_extents(WindowHandle, Ascent, Descent, Width)

* 結果を表示
disp_message(WindowHandle, 'Ascent: ' + Ascent + ', Descent: ' + Descent + ', Width: ' + Width, 'window', 12, 12, 'black', 'true')

この例では、ウィンドウを作成し、そのウィンドウで使用されているフォントの高さや幅に関する情報を取得し、表示しています。

応用例

get_font_extents関数は、以下のようなシナリオで特に有用です。

  • テキストのレイアウト調整
    フォントの高さや幅を把握し、テキストがUI内で正しく配置されるようにレイアウトを調整します。

  • 正確なテキスト表示の確保
    フォントの寸法情報を取得することで、テキストがウィンドウ内に収まるかどうか、あるいはどのように配置されるかを確認し、表示が正確であることを保証します。

まとめ

HALCONget_font_extents関数は、テキスト表示に使用されるフォントの詳細な寸法情報を取得するための便利なツールです。この情報を使用することで、UIデザインやテキストの配置を調整し、最適な表示結果を得ることができます。

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