【HALCON】set_camera_setup_param 関数について - カメラ設定パラメータの指定

HALCONのset_camera_setup_param関数は、カメラ設定のパラメータを指定して、キャリブレーションや画像取得の精度を向上させるための関数です。この関数を使用することで、カメラの性能を最適化し、画像処理の結果を向上させることができます。

set_camera_setup_param 関数の概要

set_camera_setup_param関数は、カメラ設定オブジェクトに対して、特定のカメラパラメータを設定するために使用されます。これにより、カメラのキャリブレーションや画像取得に関するパラメータを正確に調整することができます。

使用方法

基本的な使用方法は以下の通りです。

set_camera_setup_param(CameraSetupHandle, 'ParameterName', ParameterValue)

• CameraSetupHandle
  カメラ設定オブジェクトのハンドル。
• ParameterName
  設定するカメラパラメータの名前。
• ParameterValue
  設定するパラメータの値。

例

* カメラ設定オブジェクトの作成
create_camera_setup(CameraSetupHandle)

* カメラパラメータの設定
set_camera_setup_param(CameraSetupHandle, 'ExposureTime', 10000)

この例では、create_camera_setupで作成したカメラ設定オブジェクトに対して、露出時間を設定しています。

応用例

画像取得の最適化

カメラパラメータを適切に設定することで、画像取得の精度を向上させ、ノイズを最小限に抑えることができます。

キャリブレーション精度の向上

キャリブレーションプロセスにおいて、カメラパラメータの正確な設定がキャリブレーションの精度を高めるために重要です。

撮影条件の調整

異なる撮影条件に応じてカメラパラメータを調整し、最適な撮影結果を得ることができます。

まとめ

HALCONのset_camera_setup_param関数は、カメラ設定オブジェクトに対して特定のパラメータを設定するための重要なツールです。この関数を活用することで、カメラの性能を最大限に引き出し、画像処理やキャリブレーションの精度を向上させることができます。