【Claude Code】Everything Claude Code 設定ガイド - 9つのコンポーネントで最大限に活用する方法

PUBLISHED 2026-02-04

Everything Claude Codeは、Claude Codeを最大限に活用するための包括的な設定テンプレート集です。9つのコンポーネントで構成されており、まるで新入社員に業務マニュアルを渡す感覚で、Claudeに具体的な動作指示を与えられます。

この記事では、各コンポーネントの役割と使い方を解説します。

9つのコンポーネント概要

Everything Claude Codeは、以下の9つのコンポーネントで構成されています。

コンポーネント役割
Agents特定タスクに特化した専門家
Commandsスラッシュコマンドで呼び出すワークフロー
Contexts作業モードに応じた振る舞いの切り替え
Rules常時適用される強制ガイドライン
Skillsワークフロー定義とドメイン知識
Hooksツール実行時の自動化処理
MCP Configs外部サービスとの連携設定
Examples設定ファイルの実装例
Plugins機能拡張プラグイン

1. Agents(エージェント)

Agentsは、特定タスクに特化した専門家として機能します。複雑な作業をモジュール化して委譲できます。

用意されているエージェント

エージェント役割
planner計画立案
architectアーキテクチャ設計
tdd-guideテスト駆動開発のガイド
code-reviewerコードレビュー
security-reviewerセキュリティレビュー
その他合計8種類
💡 エージェントの活用

複雑なタスクは適切なエージェントに委譲することで、より専門的で高品質な結果を得られます。

2. Commands(コマンド)

Commandsは、スラッシュコマンド形式(/tdd/plan/code-review等)で呼び出せるワークフロー定義です。

主なコマンド

  • /tdd - テスト駆動開発ワークフロー
  • /plan - 計画立案
  • /code-review - コードレビュー
  • /security-review - セキュリティレビュー
  • /doc-sync - ドキュメント同期

合計10種類のコマンドが用意されています。

3. Contexts(コンテキスト)

Contextsは、作業モードに応じてClaudeの振る舞いを切り替える機能です。

コンテキスト用途
dev.md開発モード
research.md調査・研究モード
review.mdレビューモード
💡 コンテキストの切り替え

作業内容に応じてコンテキストを切り替えることで、Claudeの応答をより適切にカスタマイズできます。

4. Rules(ルール)

Rulesは、常時適用される強制ガイドラインです。モジュール化により、必要なものだけを有効化できます。

ルールファイル一覧

ファイル内容
security.mdセキュリティガイドライン
coding-style.mdコーディングスタイル
testing.mdテスト方針
その他合計8ファイル

5. Skills(スキル)

Skillsは、ワークフロー定義とドメイン知識を格納します。

  • TDD方法論 - テスト駆動開発の手法
  • セキュリティレビュー - セキュリティチェックの知識
  • 継続学習機能 - 学習した内容の蓄積

6. Hooks(フック)

Hooksは、ツール実行時のイベントをトリガーとした自動化処理です。

フックの種類

フックトリガー
PreToolUseツール実行前
PostToolUseツール実行後
PreCompactコンテキスト圧縮前
SessionStartセッション開始時
Stop停止時

実装例

  • dev server ブロック
  • console.log 警告
  • 自動フォーマット
📌

Hooksを活用することで、手動で行っていた作業を自動化し、開発効率を大幅に向上できます。

7. MCP Configs(MCPサーバー設定)

MCP(Model Context Protocol)サーバー設定により、外部サービスとの連携が可能になります。

利用可能なMCPサーバー

🐙 GitHub

GitHubとの連携

🔥 Firecrawl

Webスクレイピング

🗄️ Supabase

データベース連携

▲ Vercel

デプロイ連携

合計12種類のMCPサーバーが利用可能です。

⚠️

MCPサーバーを多く有効化すると、200kトークンが70kまで縮小する可能性があります。必要最小限に抑えることをお勧めします。

8. Examples(設定例)

実装例として、以下のファイルが提供されています。

ファイルレベル内容
CLAUDE.mdプロジェクトプロジェクト固有の設定
user-CLAUDE.mdユーザーユーザー共通の設定
statusline.json-カスタムステータスライン

9. Plugins(プラグイン)

Pluginsで機能を拡張できます。

  • typescript-lsp - TypeScript LSP連携
  • pyright-lsp - Python型チェック
  • code-review - コードレビュー拡張
  • security-guidance - セキュリティガイダンス

設定ファイルの配置場所

✅ グローバル設定

~/.claude/ に配置
すべてのプロジェクトで共有

❌ プロジェクト固有設定

your-project/.claude/ に配置
特定プロジェクトのみで有効

ベストプラクティス

導入のポイント
  • コンテキスト管理 MCPサーバーを必要最小限に、エージェントツールを制限
  • モジュール化 ルールを小分割し、再利用可能なスキルを作成
  • 段階的導入 基本ルール → エージェント → フックの順で導入
  • セキュリティ 環境変数管理、プレースホルダ置換、センシティブ情報は非コミット

導入の推奨順序

1
基本ルールの設定

coding-style.mdsecurity.mdなど、基本的なルールファイルを配置します。

2
エージェントの追加

よく使うタスクに応じたエージェント(code-reviewertdd-guideなど)を追加します。

3
フックの設定

自動フォーマットや警告表示など、自動化したい処理をフックで設定します。

4
MCPサーバーの連携

必要な外部サービスのみMCPサーバーを有効化します。

まとめ

Everything Claude Codeは、Claude Codeを最大限に活用するための包括的な設定テンプレート集です。

  • 9つのコンポーネントで構成され、モジュール化されている
  • 段階的な導入が可能で、必要な機能だけを選択できる
  • MCPサーバーは必要最小限に抑えてコンテキストを確保
  • セキュリティに配慮した設定管理が重要

自分のワークフローに合わせて、必要なコンポーネントを選択し、Claude Codeをカスタマイズしていきましょう。

参考文献

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