Pythonで辞書をpandas
データフレームに変換する方法
Python
で辞書をデータフレームに変換する際、pandas
のDataFrame.from_dict()
や、items()
を使う方法が一般的です。具体的な実装方法と利便性を紹介します。
from_dict()
メソッドを使う方法
from_dict()
は辞書からデータフレームを作成するための強力な方法で、orient
パラメータを使ってデータの構造を指定できます。
例
import pandas as pd
d = {'2012-07-01': 391, '2012-07-02': 392}
df = pd.DataFrame.from_dict(d, orient='index', columns=['Value'])
df.reset_index(inplace=True)
df.columns = ['Date', 'Value']
これにより、キーが日付、値がデータとして整形されたデータフレームが得られます。
items()
を使う方法
辞書のitems()
メソッドを使って、キーと値をデータフレームの列として扱う方法です。
例
d = {'2012-07-01': 391, '2012-07-02': 392}
df = pd.DataFrame(list(d.items()), columns=['Date', 'Value'])
この方法は単純でわかりやすく、小規模なデータに適しています。
結論
from_dict()
やitems()
を使った方法は、それぞれのデータ構造に応じて使い分けが可能です。複雑なデータ構造や柔軟な操作が必要な場合はfrom_dict()
が推奨されます。