PandasでDataFrameから特定の列を削除するには、drop()メソッドとdelキーワードの2つの方法があります。最も一般的なのは、drop()を使用して列を削除する方法です。

drop()による列の削除

df = df.drop('列名', axis=1)

また、inplace=Trueを使うことで、元のDataFrameを再代入せずに直接列を削除することもできます。

df.drop('列名', axis=1, inplace=True)

複数の列を削除する場合も、drop()を使うことができます。

df.drop(['列名1', '列名2'], axis=1, inplace=True)

delを使った削除

delキーワードを使うと、単一の列を簡単に削除できます。

del df['列名']

ただし、delは一度に1列のみを削除できるため、複数列を削除したい場合はdrop()を使用するのが便利です。

列番号での削除

列名の代わりに列番号で指定して削除することも可能です。

df.drop(df.columns[[0, 2]], axis=1, inplace=True)

この方法を使うことで、特定の番号に基づいて列を削除できます。

まとめ

drop()は汎用的で、複数列の削除やinplaceを使った即時変更が可能です。delはシンプルに1列だけ削除したい場合に有効です。どちらの方法もDataFrame操作で頻繁に使われるため、用途に応じて使い分けましょう。