Python
でdatetime
オブジェクトから日付部分だけを取り出したい場合、date()
メソッドが便利です。このメソッドを使うと、時刻情報を無視してdatetime
オブジェクトをdate
オブジェクトに変換できます。例えば、次のように書きます。
from datetime import datetime
current_datetime = datetime.now() # 現在の日時を取得
current_date = current_datetime.date() # 日付部分のみを取得
print(current_date)
これにより、時刻情報を含まない純粋な日付が出力されます。さらに、datetime.date.today()
を使用すると、現在の日付だけを取得する簡潔な方法もあります。
例えば、タイムゾーンに対応した日付を取得する場合、pytz
モジュールを利用してタイムゾーンを指定し、その後に日付を抽出することが可能です。
import pytz
from datetime import datetime
tokyo_tz = pytz.timezone('Asia/Tokyo')
current_date_tokyo = datetime.now(tokyo_tz).date()
print(current_date_tokyo)
このようにして、地域ごとの正確な日付を扱うことができます。
まとめ
Python
では、datetime
オブジェクトから日付を取り出すためのメソッドや関数が複数用意されています。用途に応じて、date()
メソッドやtoday()
を使い分けることが大切です。特に、タイムゾーンに依存する場合は、pytz
モジュールの利用も検討してください。