Python
でエラーが発生した際に詳細なログを記録するためには、logging
モジュールを活用します。特に、logging.exception()
やexc_info=True
オプションを使うことで、エラーの発生箇所やスタックトレースを含む詳細なデバッグ情報を記録できます。
logging.exception()
の使用例
logging.exception()
は、エラーメッセージに加えてスタックトレースも自動的に出力する便利な関数です。
import logging
try:
1 / 0
except ZeroDivisionError:
logging.exception("エラーが発生しました")
このコードを実行すると、エラーメッセージに加え、どのコード行でエラーが発生したのかがログに記録されます。
exc_info
オプションの使用
より柔軟なログ出力を求める場合は、exc_info=True
を指定することで、エラーレベルを変更しつつスタックトレースを含めることが可能です。
import logging
try:
1 / 0
except ZeroDivisionError as e:
logging.error(e, exc_info=True)
この場合、logging.error
のメソッドで、エラーメッセージとスタックトレースを出力できます。
まとめ
Python
でエラーの詳細を含むログを記録するには、logging.exception()
やexc_info=True
が非常に有用です。これらを適切に使用することで、デバッグ情報を効率的に収集し、トラブルシューティングを迅速に行えるようになります。