Python
では、デフォルトでprint()
関数が改行を追加しますが、end
パラメータを使うことでこれをカスタマイズできます。例えば、改行を抑制したい場合は次のようにします。
print('Hello', end='')
print('World')
これにより、出力はHelloWorld
となります。また、複数の値をスペースなしで連続して表示するにはsep=''
を使用します。
print('Hello', 'World', sep='')
このコードは、スペースを挟まずにHelloWorld
を出力します。
Python 2.xでの対応
Python
2.xでは、print
文にカンマを追加することで改行を防ぐことができますが、Python
3.xではprint()
が関数となったため、end
を使用します。
# Python 2.x
print 'Hello',
これにより、Python
2.xでも改行を防ぎます。
まとめ
print()
のend
やsep
パラメータを使うことで、改行やスペースを自由に制御できます。リアルタイムの出力が必要な場合は、flush=True
を指定することで、出力の即時反映も可能です。